所得費とは、不動産を売却して得た利益のことです。

相続不動産売却時のキーワード「譲渡所得」

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相続不動産売却時の所得費

ここでは、相続不動産を売却する時のキーワードとなる「所得費」(譲渡所得)について、簡単にご説明します。
所得費という表現よりも、譲渡所得のほうが分かりやすいので、ここからは用語を「譲渡所得」として統一していきます。

 

まず、譲渡所得とは一体どんなお金のことなのでしょうか?
一言でいうと、「土地を売って儲けた純粋なお金」だと思ってください。
詳しい内容をご説明するためにも、具体的にどうやって計算するのかを見てみましょう。

 

国税庁のホームページには、譲渡所得の計算方法について、以下のように記載があります。

譲渡所得は、土地や建物を売った金額から取得費と譲渡費用を差し引いて計算します。
(出典:https://www.nta.go.jp/taxanswer/joto/3202.htm)

 

簡単な言葉に直してみましょう。
譲渡所得というのは、土地を売って「もらったお金」から、土地を売るために「支払ったお金」引いた金額ということです。

 

では、ご参考までに、わかりやすい数字を使って例を挙げてみます。

 

まず、あなたが土地を売ったとしましょう。
相手方から受け取ったお金は1億円です。
しかし、このお金丸ごとがあなたにとって利益になったわけではありませんよね。

 

そもそも、「土地を売る」以前に、あなたが土地を手に入れなければなりません。
そこで、この土地を5,000万円で購入したとします。

 

また、実際に売る段階になったとしても、ただ家で寝て待っていて、誰かが買ってくれるわけではありませんよね。
不動産業者に仲介してもらったり、広告を出したりと、またお金を払わなければいけません。
その費用に2,000万円かかったとします。 

 

では、先ほどの数式に戻ってみましょう。
譲渡所得費の計算方法は、「もらったお金」-「支払ったお金」です。

 

上の例では、お金が3種類出ています。ですが、よく見てみましょう。これらのお金は、2つに分かれます。

 

まず、もらったお金は土地を売って相手から受け取った1億円です。
ここから支払ったお金をひいていきます。

 

では、支払ったお金はいくらでしょうか?
土地を買ったお金5,000万円と、広告などにかかった2,000万円ですね。
この2つを合計すると、支払ったお金は7,000万円になります。

 

ですから、この場合の譲渡所得は、1億円-7,000万円で3,000万円となるのです。

 

いかがでしたか? 相続不動産売却時のキーワード「譲渡所得」についてお伝えしました。